大学受験

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東京大学の合格者最低点2022

とうとう合格発表 12時にWebで発表されたのを見ると、合格された方、残念ながら不合格となった方、それぞれの思いを想像してしまいます。 はるか昔、自分自身が浪人決定した時は、思いのほか淡々としていました。 しかしそれは、友人の多くも予備校での高校4年生が決まっており、みんなでもう一年頑張るかという気持ちが強かったからかもしれません。 当時と違うのは、得点通知があること。 不合格だった方には、合格発 […]

東大国語の入試問題2022

今年のテーマは 第一問の出典は鵜飼哲氏の『ナショナリズム、その〈彼方〉への隘路』でした。 この鵜飼氏の文章、もともとはナショナリズムの教科書的に有斐閣から出版された『ナショナリズム論・入門』に掲載されていました。 大澤真幸氏や姜尚中氏など、名の知れた執筆者が並んでおり、大学生でも手にした人が多かったのではないかと思います。 しかし出版されたのが2009年8月であり、なんでそんな昔の文章を2022年 […]

慶應義塾大学経済学部の小論文問題2022

小論文問題は面白いが採点は大変そう 大学受験の主流は、あいかわらず英数国理社の教科での問題。 たしかにAO入試(アドミッションズ・オフィス入試)のように、小論文や面接で選抜する入学試験も増えてきているものの、一般入試では教科別の入試問題を課すことが普通です。 そうした中で、慶應義塾大学では一般入試で小論文を課し続けています。 与えられた主題に対して、自らの意見を述べる。 勝手な論理展開をするのでは […]

東京大学の足切りライン2022

足切りラインの発表 出願最終日の出願状況については、以前の記事で触れました。 東京大学の出願状況2022 そして本日、2月15日に、東京大学の第1段階選抜の結果が発表されました。 すべての科類で足切りが行われたので、昨年2021年との比較で書いてみます。 (2021年→2022年 で書いています。) 【文科一類】 最高点: 894点 → 856点 平均点: 743.23点 → 675.62点 最低 […]

みんなが苦しんだ、共通テスト

得点分布を見てみよう 駿台が、共通テストの得点分布をグラフで公開しています。 https://dn-sundai.benesse.ne.jp/dn/center/doukou/dl/2022-dn-gaikyo-05.pdf 一昨年、最後のセンター試験。(’20) 昨年、最初の共通テスト。(’21) 今年、二年目の共通テスト。(’22) の3つのグラフを重ねて比 […]

共通テストのボーダーは?

本当に難化したんだ! すでにニュースにもなっているように、2年目の共通テストは難化しました。 文系5教科8科目(英語、数学1&2、国語、理科基礎×2、社会×2) 2021年度の平均点 552(駿台推定値) 2022年度の予想平均点 駿台:508、河合塾:509、東進:508 理系5教科7科目(英語、数学1&2、国語、理科×2、社会) 2021年度の平均点 572(駿台推定値) […]

共通テスト、2年目は?

忘れられていく「センター試験」 最後のセンター試験が実施されてから、もう2年も経つのですね。 あのころはまだ、新型コロナの騒ぎは向こう岸の話で、日本はまだ落ち着いていたころでした。 最後のセンター試験 この時の受験生は、インフルエンザ対策のマスクはしていましたが、全員というわけでもありませんでした。 普通に受験できたことは、ある意味で幸運だったと思います。 あれから一年 そして一年前、初めての共通 […]

共通テスト初年度を振り返ると

2月25日に国公立大学の二次試験が行われてから、早くも3ヶ月が経ちました。 受験生は、大学での新生活や予備校での新生活にも慣れてきたころだと思います。 ここいらで、共通テスト初年度を振り返ってみようかと思います。 高大接続改革 とにかく振り回されて、大変だった2021年度の受験生。 なんのために英語民間試験を使いたかったの? なんのために共通テストの段階で記述問題を加えたかったの? 結局、尻すぼみ […]

頑張れ、受験生!!

この記事にたどり着いてくれたキミへ キミは、今年の大学入学共通テストを受験している高校3年生や高卒生でしょうか。 それとも来年以降の受験を目指している高校生でしょうか。 これまで共通テストの追っかけをしてきたおっさんの独り言に、しばしお付き合いいただければと思います。 ちょうど一年前 最後のセンター試験が行われていました。 最後のセンター試験 ボクは共通一次試験の世代なので、リスニング試験などとい […]

物理基礎の有無で、出版業界の苦境を知る

センター試験の受験者数 センター試験には、国公立大学だけでなく、私立大学志望も含めて、大学入試に挑む多くの高校生や高卒生が受験し、その数は毎年50万人になります。 センター試験の参考書や問題集は、ひとたび受験生の間で評判になれば、毎年数万部を売り上げることができる、ベストセラーとなりえます。 英語や国語では50万人、数学1Aで40万人、数学2Bで35万人といったように、英数国では一つの科目で多数の […]

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