英語の単語帳
単語の意味が分からないければ、文章を読み取ることはできません。
リーディングをしながら、分からない単語があれば調べるというサイクルでは、とてもではないですが時間が足りなくなります。
大学受験で頻出するような単語は、早く覚えてしまうことが必要です。
そのため、多くの受験生は単語帳を活用することとなります。
「シス単」「ターゲット」「鉄壁」「速読」「Duo」「ユメタン」
これらが、大学受験で使用される有名な単語帳でしょうか。
単語帳に関して、ボクが息子に伝えたのは、
①例文の中で単語を覚えたほうが良い
②音声で聞くことができる単語帳が良い
の2点でした。
個人の向き、不向きはあるかもしれませんが、ボクの信念ではあります。
そして息子が実際に使用していたのはこちら。
ずいぶんとマイナーな単語帳ですが。
特長を引用させてもらうと、
▼本書の特長
1.厳選された見出し語!
見出し語は大学入試の過去問を徹底分析し、最新の入試傾向を反映。
加えて、各種資格検定試験や現代英語のデータベースを照合し、重要語を精選しました。2.覚えやすさを考え抜いた分類!
見出し語は整理して覚えやすいようにネットワーク式で分類。
意味的に関連のある語は、まとめて「カテゴリー」ごとに配列しています。3.用例は出る頻度で「ランク順」に掲載!
用例は最頻出のものから「ランク順」で示しています。
最上位の用例に「例文」を、それに次ぐ用例に「頻出フレーズ」を掲載しました。4.「見出し語」&「訳」、「例文」にも無料音声つき!
見出し語と訳、例文にも無料のダウンロード音声が付いています。
スマートフォンやオーディオプレーヤーに取り込めば、いつでもどこでも学習が可能です。5.「赤フィルター」と「アプリ」で復習!
本書付属の「赤フィルター」で、必修部分の暗記チェックができます。
また、無料アプリを活用し、クイズ形式で定着度を確認できます。
例文がのっていること。
goやcomeといった基本語については、ページを割いて説明していること。
類語をまとめて、その違いを説明していること。
コンパクトによくまとまっていて、目的にかなっていると思います。
マイナーな単語帳ではありますけど。
古文の単語帳
もう一教科、単語帳が活躍するのが古文です。
古文の勉強では、まずは文法を理解することが先です。
中学時代にサボりまくっていた息子も、文法は高1までになんとかリカバーしてきていました。
そして高2から単語帳のお世話になりました。
「古文単語315」「ゴロゴ」「マドンナ」など古文単語帳の有名どころがありますが、息子が使っていたのはこちら。
ひと昔前に出版された単語帳で、現在はAmazonでオンデマンド版として販売されています。
こちらも「例文の中で単語を覚える」という目的にあった単語帳です。
56の例文を覚えるまで繰り返し、品詞分解しながら自分で現代語に訳すことができるようにします。
そのため、文法をある程度おさえていないと、コブタンの真価を発揮することができません。
文法を理解してから、コブタンを使用するべしというのは、そういうことです。
ボロボロになるまで使う
単語帳は、どれか一冊を決めたら、とことん使い倒すことが大切です。
忘却曲線ではないですが、覚えても時間の経過とともに少しずつ忘れていきます。
入試当日まで、暇さえあれば繰り返し単語帳で確認していく地道な勉強です。
息子も、東大入試の当日までカバンにいつも入れて、読み返していたようです。
入試のあとに受験の参考書を処分した時には、どちらの単語帳もボロボロになっていました。
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