自分が40代のころは、「40歳になったら・・・」といった書籍が多くありましたが、自分が50代になって見回すと「50歳になったら・・・」という書籍が多く目に入るようになっています。
自分の意識がそこに向いているから、目に留まるというのもあると思いますが、人生100年時代と言われ、最近は50歳が「折り返し」と見られるようになったこともあるのでしょう。
今回は、本田直之氏の本を読んでみました。
題名は「リセット」なのですが、書かれている主旨は「リプラン」なのではないかと思います。
50歳になってゼロベースで何かを始めるのではなく、今の仕事を継続しながら複業の可能性を探していく。
会社を中心としたこれまでのコミュニティーだけではなく、違ったコミュニティーの中での自分を確立していく。
従来なら一本道しか見えなかった人生を、複線をいったり来たりしながら進んでいく人生に切り替えることを薦めています。
なので、50歳を機に人生をリプランしてみては?ということです。
もしかすると年金は70歳からしかもらえないかもしれませんが、10年先輩や15年先輩の人たちに比べれば、人生の過ごし方が多様性がさらに広がっているのかもしれません。
そんなことを考えさせてくれる本でした。