人生100年の時代に

人生

50歳という年齢の位置付け

以前は「人生80年」というのが共通認識で、60歳あるいは65歳で会社人生を終えてから、残り20年ぐらいをどう生きるか、まさに余生についてカンガエルというのが普通でした。
しかし『LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略』が出版されてからは、人生100年という認識が広がり、60歳あるいは65歳で会社人生を終えてから、それまでの会社人生の長さと同じくらいの期間が残されていると思われるようになっています。
そうなると50歳は、まさに人生の折り返し地点。
ここから先をどう生きていくかを考えるタイミングとしては、ちょうど良いのかも知れません。

次のライフステージに向けて

2017年に出版されてベストセラーになったので、読んだ方も多いかもしれません。

プロローグ 人生は後半戦が勝負
第1章 全員が合格点
第2章 イキイキした人は2割未満?
第3章 亭主元気で留守がいい
第4章 「黄金の15年」を輝かせるために
第5章 社会とどうつながるか
第6章 居場所を探す
第7章 「死」から逆算してみる

「定年後はこうなんだよ、だから定年前にきちんとカンガエようね。」
そう啓蒙してくれる本ですが、じゃあ何をカンガエようかとなると、ちょっとピントを合わせずらい内容です。

そこでアラフィフが読むべきは、こっちの本です。

第一章 人生は二度ある?
第二章 「もう一人の自分」を発見
第三章 60歳からのハローワーク
第四章 最後に戻るのは地域と家族
第五章 童心に返る
第六章 魅力的な先達に学ぶ
第七章 逆境がチャンスに
エピローグ 定年準備のための行動六ヶ条

同じ著者の本ですが、実際の人物をロールモデルに、人生の後半へとどのように進んでいくかをカンガエル材料を提供しています。

老後の趣味をと焦る前に

どこに老後の居場所を作るのかをカンガエルのであれば、「最後に戻るのは地域と家族」の章は参考になります。
そして、なにをして老後を過ごすのかをカンガエルのであれば、「童心に返る」の章が参考になります。
アラフィフになって、老後の趣味を考えなきゃと焦る前に、まずはこれまでの人生の棚卸をしながら、これからのことをじっくりとカンガエてみたくなりました。

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