そうだ、台北に行こう! ~⑫平渓線

旅行

注)2018年夏の情報です。必ず最新の情報を確認してください。

平渓線にどこから乗る?

台北からの日帰り観光地で有名な十分。
そこへ向かうには、台北から台鉄に乗ってから、平渓線に乗り換えます。
平渓線に、どこから乗るかというと、2通りが考えられます。
もっともポピュラーなのは、瑞芳駅で乗り換えるパターンです。
もう一つは、台北駅から瑞芳駅へ向かう途中にある、八堵駅で乗り換えるパターンです。
ただし、八堵駅から出発する平渓線は限られているので、最新の時刻表を確認する必要があります。
まずは、台鉄の時刻表ページへ。
http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail/TW_ScheduleDownload.aspx

ここで平渓線の時刻表を開きます。

八堵駅(八斗子駅)――>瑞芳駅――>菁桐駅
という時刻表になっているのですが、同じ時間の列車で八堵駅から出発するものと、八斗子駅から出発するものがあることが分かります。
これは、曜日によって出発駅が違うためです。

逢週六、日,逢例假日停駛: 土日祝は運休
逢週六、日,逢例假日行駛: 土日祝に運転

どちらも瑞芳駅は通るので、不安な人は瑞芳駅で乗り換えるといいでしょう。

平渓線は一時間に一本しかないので、事前に時刻表を調べて、しっかりと計画を立てましょう。

今回は
台北――>八堵駅(八斗子駅)――>瑞芳駅――>菁桐駅‐‐‐‐>平渓駅――>十分駅――>瑞芳駅
というコースをたどって、その後は瑞芳駅から九份へ向かうこととしました。

まずは台北駅から八堵駅へ

永和豆漿大王で朝食を済ませてから、台北駅へと向かいます。
台北駅では、高鉄(新幹線)と台鉄の改札は分かれており、台鉄の改札を通ります。
平渓線まで悠遊カードが使えるので、切符を買う手間も必要なく、非常に便利です。
まずは台北駅から八堵駅までですが、朝の通勤時間帯で、結構な込み具合です。


しかし、南港駅でほとんどの乗客が降り、そこからは座っていくことができました。
台北駅から一時間弱で、八堵駅に到着です。

まずは終点の菁桐駅まで

しばし待つと、3両編成の黄色いディーゼル列車がやってきます。
これが平渓線の車両です。

階段のところが、3両編成の真ん中になって停車します。
八堵駅から瑞芳駅までの車内は、こんな感じです。

ほとんどガラガラです。
しかし瑞芳駅で一気に人が乗車してきて、こんな感じになりました。

今回は、最初に終点の菁桐駅まで行くつもりだったので、十分の駅はいったん通過します。

ほとんどのお客さんは十分で降り、その後はまたガラガラの車内に逆戻りです。

菁桐駅から平渓駅まで歩いてみる

菁桐駅に到着すると、みんな線路に降りて、列車と記念撮影をしています。

菁桐は炭鉱で栄えた街で、そのモニュメントや設備が残っています。


また街並みは、古き良き日本といった風情を感じます。


菁桐駅から平渓駅までは歩いても20~30分くらいなので、ちょうど良い散歩になります。
途中、バナナがなっているのを見ると、ここはやはり台湾であることを思い出しますが、日本の田舎と言われても違和感のない風景が続きます

十分で大雨に

平渓駅からは十分駅まで、再び平渓線に。
ところが十分駅に到着したところで、大雨に。

しょうがないので、昼食を取りながら、雨が止むのを待つこととしました。
ゆっくり昼食をとったあと外に出ると、ランタンを飛ばす観光客がちらほら。

もう少ししたら、たくさんの観光客がランタンを飛ばすのかもしれませんが、雨のせいで非常に少ない印象でした。
小さな街を散歩したら、次は九份に向かうため、平渓線で瑞芳駅へ。

経験からのおススメは

時間があればゆっくりと平渓線の各駅を巡ると良いでしょうが、半日ぐらいで回るのなら、以下のルートがおすすめでしょうか。

台北――>瑞芳駅(または八堵駅)――>十分駅――>菁桐駅――>瑞芳駅

まずは十分の街を時間をかけて堪能して、可能ならランタンも上げてみます。
その後、菁桐駅へと向かい、乗ってきた列車が折り返すまでの15分~20分くらいの間に駅周辺を散策し、再び乗ってきた平渓線の列車で瑞芳駅まで戻ります。
少し時間に余裕があれば、菁桐駅から平渓駅まで歩いて、平渓の街を散歩した後、次の列車で瑞芳駅に戻ります。
なんせ、一時間に一本の列車なので、うまく計画を立てて、台湾の田舎の風景を楽しんでみてください。

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