注)2018年夏の情報です。必ず最新の情報を確認してください。
世界豆漿大王
この日は、朝から故宮博物院に行こうということとなりました。
その前に朝食をということで、故宮博物院へ向かう途中にある『世界豆漿大王』を目指しました。
MRT雙連駅に到着したら地上へ出て、右方向へ歩いていきます。
商店街の軒下をしばらく歩くと、中山北路の大きな交差点にぶつかります。
交差点を渡って右に歩くと、アンバサダー ホテル(台北國賓大飯店)があるので、その手前を左折します。
一本目を右に入ると、アンバサダーホテルの裏手になり、二本目(公園の角)を左折します。
公園の脇を歩いていき、公園が終わった角のところに世界豆漿大王の黄色い看板が見えます。
やっと到着したと思ったら、なんと店が閉まっている。
そう、この店は「不定休」だったのですが、たまたまその休業日にあたってしまったようです。
お腹を空かせて、ホテルからここまで我慢してきたのに・・・
そして家族の恨めしそうな声・・・「腹減ったあ」
慌てて、近くで朝食を取れる店を探すことにしました。
Louisa Coffee 長春店
世界豆漿大王の近くには、台北中山意舎酒店というモダンなホテルの一階に『Buttermilk』があります。
旅行ガイドにも載っている店で、内装はとてもきれいなところでしたが、朝食のInternational buffetが一人450元、およそ1500円ぐらいになります。
世界豆漿大王では40元ぐらいのものを数品たのんでシェアをしようと考えていたので、あまりにも高い。
こんなところでケチ臭くなる必要もないのですが、buffetとなると時間もかかるし。
次回、もう少し時間のある時に再訪することにして、歩いている途中で見つけた『Louisa Coffee』に入ることにしました。
カフェラテが65元。
牛肉のフォカッチャが70元。
あわせて、一人135元で済んでしまいます。
飲んでみたら、香り高いカフェラテで、十分満足のいくものでした。
帰ってきて調べたら、Louisa Coffeeは台湾で人気のコーヒーチェーンとのこと。
世界豆漿大王が開いていなかったのは残念なのですが、Louisa Coffeeと出会えたことは、ラッキーだったと思います。
いざ故宮博物院へ
世界豆漿大王が開いていないという想定外の事態に、ずいぶんと時間を費やしてしまいました。
Louisa Coffeeで朝食とコーヒーをいただくとすぐに中山北路でタクシーをつかまえて、故宮博物院へと向かいました。
途中、『忠烈祠』の前を通り過ぎた際には、観光バスが並んでおり、たくさんの人がぞろぞろと出てくるところだったので、おそらく9時の衛兵交代式が終わったところなのでしょう。
そしてトンネルを抜けると、故宮博物院の建物が見えてきました。
アンバサダーホテルのあたりから乗って故宮博物院まで、タクシー代は255元。
階段下のバス乗り場のところでタクシーを降り、そこから階段を登っていきました。
リュックは預ける
建物の中に入ると、まずはチケット売り場で入場券を購入します。
その際に注意しておいてほしいのは、国籍を問わず18歳未満は無料になるということです。間違って、お子さんの分のチケットを購入してしまわないように。
そして入場となるのですが、リュックを背負っていると、必ず呼び止められます。
なぜか?
「8.リュックサック、旅行カバン、スーツケース(A4サイズを超える身の回り品)などは手荷物一時預り所にお預けください。当博物院は必要時に安全検査を行うことがあります。」
と故宮博物院のホームページで注意事項として記載されているように、リュックサックは持ち込み禁止なんです。
入場者をよく見ると、少し大きめの手提げカバンやボディバックの人は止められないのに、リュックサックの人は必ず呼び止められます。
なんだか形式基準で判断していて、安全確保のための実態に沿っていないのでは?と疑問ですが、抵抗する必要もないので預けに行きましょう。
チケット売り場の右手に、コインロッカーの部屋があります、
入り口で係の人が「10元!」と言っているのですが、これは係りの人に10元を払えと言っているのではなく、10元硬貨を持っているか?と確認しているのです。
コインロッカーが10元を入れる(置く?)ようになっており、利用後には10元は戻ってきます。
荷物を持っている方は、10元硬貨の用意をお忘れなく。
まずは3階へ
無事に入場出来たら、まずは3階の302号室に向かってください。
ここは有名な『翠玉白菜』と『肉形石』が展示されている小部屋になります。
混雑を避けるために入場制限をかけるので、時間を追うごとに入場待ちの行列が長くなっていきます。
そのため早い時間に故宮博物院に到着したら、すいているうちに『翠玉白菜』と『肉形石』を見て、そのあとゆっくりと他の展示物を見ていくと、効率的に時間を使うことができます。