『アンナチュラル』は最近ではアンナチュラル

趣味&健康

TBSのドラマ『アンナチュラル』が最終回を迎えてから一週間。
すっかりロスっているアラフィフです。

なぜ見入ってしまうのかが分からなかった

別に石原さとみのファンというわけでもなく、毎クールのように各ドラマの第一回をチェックする中の一つでしかなかったのですが。
初回から登場人物が個性豊かというか、いい俳優を持ってきたというか、見ていてすごく気になるドラマという感じが強くしました。
井浦新、窪田正孝、薬師丸ひろ子、松重豊、大倉孝二、北村有起哉、池田鉄洋、竜星涼、市川実日子
ここまでくると『小さな巨人』ですね。
そしてなによりも、山口紗弥加の少し陰のある演技が大好きなので、第一回でツボにはまったのです。

思い出した!

石原さとみと井浦新の掛け合いを毎回見ながら、どこかで見たような???と思っていました。
第5話ぐらいで、やっと思い出しました。
『リッチマン、プアウーマン』
小栗旬のイメージが強烈だったので、すっかり忘れていたのですが、井浦新も重要な役回りで出演していましたね。
リッチマン、プアウーマンのように井浦新が犯罪者にならずに良かった・・・というのが、後半戦での個人的なドキドキ感でした。

本心をえぐるような

登場人物のセリフに、ベタなところがほとんどなく、どちらかというとシビアなセリフが多かったように思います。
オモテのきれいごとを口にすることはなく、裏にある本心というか、誰も口にはしないけど絶対にそうだよなというような。
イジメの回のセリフもそうだし、恋人を殺された相手に復讐するように仕向けた中堂のセリフもそう。
このドラマの出来栄えを見れば、もっと視聴率を取れてもよさそうでしたが、10%前後でずっと推移していました。
我が家のように、録画での視聴率は非常に高かったかもしれませんが。

おそらく伏線を掴みきれていない

この番組には、いろいろと伏線が張られているような気がしていましたが、メインのストーリーを追うのに一生懸命で、それ以上のことには気持ちが向かっていませんでした。
なので、第一回から残してある録画をもう一度見ようと考えています。
その前に、カミさんに録画を消されないように釘をさしておかないとダメですが。
すでに消されていたらどうしよう・・・

米津玄師

検索ワードのランキングで、よく見かけていたので、はるか昔に息子に「米津玄師って何?」って聞いたことがあります。
その時の答えが「ボーカロイドで、うんだらかんだら・・・」ということだったので、歌手であるとは知りませんでした。
ですから、今回の主題歌をはじめて聞いた時に、「息子が教えてくれた、あの米津玄師」とまったく結びつかなかったのです。
しかし、回を重ねるごとに主題歌の切なさが身に染みてきて、本当にいい曲だなと思うようになり、久しぶりに一曲のみのダウンロード購入をしました。
そして、この曲を車の中でかけていたら、息子が「友達がアンナチュラルと言ってた曲だ!」と反応を示しました。
アラフィフオヤジは、ちょっと知ったかぶりで「米津玄師の歌だよ」と教えたら、「え?まじ?こんな歌を歌うんだ」とビックリしていました。
父子で「米津玄師」が共通言語になった瞬間でした。

どこかであなたが今 わたしと同じ様な
涙にくれ 淋しさの中にいるなら
わたしのことなどどうか 忘れてください

うーん、やっぱり切ない。
もう一度、アンナチュラルを見返そう。

Lemon
Posted with Amakuri at 2018.3.23
米津玄師
SMR
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