数学の次は英語
中3から数学は週一の塾で基礎の徹底を続けていました。
大きなアドバンテージにはならないものの、数学が足を引っ張るということはありませんでした。
平均的な出来栄えで、安定していたという感じです。
さて高1の駿台模試で明らかになったのは、英語の対策が必要であること。
本人も、英検のようなリーディングとリスニングだけでは、大学入試には十分ではないことに気付いたようで、高2から手を打つことを考えていたようです。
文法・語法から精読という流れは、実はひと昔前の大学受験英語の王道でした。
現在はそのウェイトはかなり下がり、リーディングやリスニングに重きが置かれるようになっています。
それでも文法・語法から精読という部分も、依然として重要であり、その弱点を抱えたままでは、最後の最後で失点につながりかねません。
ということで、リーディングやリスニングは学校の授業や自習で進めるとして、文法・語法から精読の部分を塾に頼ろうという話を本人としていました。
駿台の王道
構文をしっかり取って精読するというのは、伊藤和夫師のころから駿台予備校の王道です。
と勝手に、はるか昔に大学受験をした親としては思っていたわけです。
そこで、駿台での授業について調べました。
講師によって合う合わないがあったりするので、授業について調べたというよりも、講師を調べたということです。
いまの時代、本当に便利です。講師についてまとめているサイトがあるのですから。
https://pchira.wicurio.com/
そこで出会ったのが水野卓師でした。
https://pchira.wicurio.com/index.php?%E6%B0%B4%E9%87%8E%E5%8D%93
「師の担当する高2スーパー英語では、パラグラフリーディングにはあまり触れず、構文の取り方を基礎の基礎から徹底的に指導する。」
これこそが、なんとなくでしか英文を読んでいない息子に必要な力でした。
駿台の高校生クラスのレベルには、スーバーα(Sα)、スーパー(S)、スタンダード(A)の3つがあります。
難関大学を目指す高2生は、高2スーパーα英語を受講するのかもしれません。
しかし水野卓師の授業を取るべく、息子とも相談して高2スーパー英語を受講することとしました。
難易度の高いクラスの授業を受けることが、必ずしも力を伸ばすことにつながるとは限らないということを、本人も分かっていて、あえて高2スーパー英語のクラスとすることには抵抗はなかったようです。
といった問題集を出されている講師です。
高2の一年間をみっちり
水野卓師の高2スーパー英語を一年間、しっかりと受け続けていました。
授業のほかに、自習用の問題集を推薦してくれたり、具体的な勉強方法も教えてくれる講師です。
たしかに毒舌らしいですが、非常に面倒見のよい講師だと息子も感じていたようです。
全幅の信頼を置いて、一年間、教えてもらった勉強方法を愚直に進めていました。
この授業のおかげで、高2の終わりから英語の偏差値が安定してきました。
もともとリスニングとリーディングは安定していたので、文法・語法から精読というところで点数を取りこぼすことがなくなったからです。
高2で文法・語法から精読の部分をしっかりと固められたことは、高3での追い込みでしっかりと下支えとなり、本当に良かったと感じました。
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