2月の勝者
毎週土曜日の夜、楽しく観ています。
というか、子どもの中学受験のころを思い出して、懐かしく感じています。
ルトワックという塾のモデルはSAPIXですよね。
超難関校に向けたクラスが同じ校舎で複数存在して、常に競わせることで成績を上げさせていくというのは、ふむふむという感じ。
主人公がルトワックから転職してきた桜花ゼミナールはどこなんでしょうね。
子どもの中学受験が終わったあと、記事にまとめていたのですが、ボリュームゾーンについて比較しました。
栄光ゼミナールや市進学院、あるいは日能研あたりをミックスしたモデルでしょうか。
鶏口牛後
10月30日の回は、まさに鶏口牛後の話で、子どもの性格で塾の向き不向きがあるというストーリーでした。
我が家でも、一番気にしていたのはそこで、競争心バリバリの子どもならいざしらず、SAPIXのような環境に耐えられる子どもというのは、そう多くはないのではと思います。
息子の性格も、SAPIXに耐えられるようなタイプではなく、のんびりとマイペースで進められるほうが向いていたと思います。
そのため、SAPIXや四谷大塚ではなく、もっとゆっくりと勉強できる塾を選びました。
最近、息子と話していたら、自分はSAPIXでも大丈夫だったはずだと豪語していました。
たしかに高校生となり、大学受験を目指していた時は、負けん気が強くなっていたように感じます。
でもね、小学生の時のキミは、四谷大塚の入塾テストでさえもビビッていたし、6年生になり、四谷大塚、SAPIX、日能研などの模試で他流試合をしていた時、まわりに圧倒されていたのは誰だったのかと言いたいぐらい。
そんな気持ちをおさえて、息子の話を聞いていました。
子どもの性格
息子が大学受験する前、こんな本を読んでいました。
「ビリギャル」の坪田先生が書いた本ですが、非常に面白かったです。
うちの息子は、「調停者タイプ」。
中学受験には向かないと書いてあり、長期的視点で大学受験を意識したほうが良いと書いてあるではないですか!!
そのまんま!
もしも中学受験の時、超難関校しか視野に入れずにガンガン進めていたら、きっとポキッと折れていたんだろうな。
そして大学受験の時には、負けん気を出していたというのは、まさにそういうことか。
あまりステレオタイプに子どもを見てしまうと良くないでしょうが、子どもの性格に合わせた対応を考えるためには、とても参考になった本でした。