教科書って、同じじゃないよね?

カンガエル科

もう一度、○○

2020年の東京オリンピックの時、なにかしら貢献したい。
そう思い、「もう一度、English」ということで、ウン十年ぶりにTOEICを受験しました。
https://yourmomentoftruth.com/2018/03/05/post-152/

英語については、とりあえず軌道に乗ってきたので、次を考えようと思います。
日本を訪れる観光客に応対するのであれば、日本史や日本地理ということになります。
しかし、世界各国から来る人々と話すことを考えると、まずは視点を世界に向けようと思います。
そこで考えたのは、「もう一度、世界史」
やっぱり世界史を知らないと、世界の人々との価値観の理解は進まないと思います。
ということで大学受験以来の、世界史の勉強を始めたいと思います。

まずは教科書から

勉強を始める上での基本。それは教科書です。
別に大学受験をするわけではないので、参考書は不要なのですが、学習するためには教科書は必須です。
特に世界史は、教科書をしっかり読み込めば十分と言われてきました。それぐらいに、教科書がしっかりしていると思うのです。
その世界史の教科書と言えば、今も昔も山川の教科書が有名だとは思うのですが、ありきたりだと面白くないので、少し調べてみました。

教科書の採択結果

ネットの時代、いろいろと調べられるようになっています。
国立や公立の高校では、教科書の採択結果を公表しているところが数多くあります。
そこで有名どころの高校で、地理・歴史の教科書の採択結果がどのようになっているかを調べてみました。

日本史については、山川の教科書が圧倒しています。
しかし世界史については、東京書籍の教科書が、結構がんばっているではないですか。
てっきり山川の教科書が圧倒的だと思っていたので、意外な結果でした。

東京書籍の世界史

がぜん、東京書籍の教科書に興味が出てきたので、さらに調べてみました。
まずは筑波大学附属駒場高校が発表している採択理由から。

必要事項を網羅しつつも,資料提示の工夫等で理解がしやすい叙述となっている。各地域・分野のバランスがとれており、適切な分量である。また、各種資料やコラム等が充実していて,テーマ史学習にも有用である。歴史事象が適切に取り上げられ,世界の歴史の全体像とともに,因果関係や大きな歴史の流れが理解しやすい。

つぎに筑波大学附属高校の採択理由から。

世界史に関する新しい見方、考え方を積極的に取り入れており、本校の生徒にとって知的刺激の多い内容となっている。また、ネットワークとしての歴史の記述が充実しており、大学入試における論述問題に対しても対応しやすい内容となっている。

その他のネットでの評判を見ても、テーマの取り上げ方が一味違う、東大の論述対策に向いているなど、かなり前向きな評判が多いようです。

ということで、山川の教科書ではなく、東京書籍の教科書で勉強してみます。
東京書籍のWebサイトを調べたところ、世界史Bの教科書としては『新選世界史B』と『世界史B』の2種類を出版しています。
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/textbook/h/2/
いろいろなところで取り上げられているのは、『世界史B』のほうなので、こちらを購入することとします。

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