共通テストの過去問は?

共通テスト 大学受験

共通テストの対策

2021年1月からは、センター試験に代わって、新たに共通テストとして実施されることとなります。
その共通テストまで、あと4ヶ月となりました。
実施に先立ち試行調査として共通テストとしての新たな問題形式が、大学入試センターから発表されています。
高校によっては、実際に試行調査の問題を分析して、新たな共通テストに向けた対策を生徒に教えていることでしょう。

高校3年生は、夏ごろまではベースとなる力をつけるために問題集を繰り返し解いてきていると思いますが、いよいよ秋からは過去問を用いた準備に切り替わっていきます。
しかし今年は、というかこの数年は、共通テストの過去問というものが存在しないか、あるいはほとんどない状態です。

過去問で演習する目的

たしかに、これまで実施されてきたセンター試験の過去問を使えば良いではないかという意見もありますが、話はそう簡単ではありません。
過去問を使う目的は、
・出題の傾向を知り、それに慣れる
・試験時間を守って演習し、時間配分を身につける
・得点できなかった領域を知ることで、その領域の強化を図る
といったことが考えられます。
しかしセンター試験の過去問では、この目的のために使えないところが多々あるのです。

たとえば出題傾向。
もっとも顕著なのは英語となります。
まず、センター試験で出題されていたような発音問題などは、共通テストではなくなります。
その代わりに、読解問題ばかりが並ぶことになります。
またリスニングについても、問題文が二回読まれるものだけでなく、一回しか読まれない問題も出されます。
他の科目においても、思考型の問題が多くなったり、実用的な文章を理解することが求められるなど、変化しています。

試験時間についても、英語のように問題形式が大きく変更になると時間配分が参考にならなくなりますし、数学1Aではセンター試験よりも試験時間が長くなっています。

過去問演習の代わりは?

そこで、過去問の代わりとして、
①各予備校が実施する共通テスト模試を受ける
②いくつかの出版社から出されている実戦問題集を使う
が考えられます。
過去問があろうがなかろうが、①の共通テスト模試は、多くの受験生が利用すると思います。
しかし模試では回数が限られてしまうので、実戦問題集を使う必要があります。
その際に注意が必要なのは、オリジナル模試が多く掲載されているかどうかです。

駿台や河合塾などの予備校から実戦問題集が出版されています。
試行調査の問題、その予備校で過去に実施した共通テスト模試に、オリジナル模試を加えた内容になっています。

Z会からは、オリジナル模試を3~6回分掲載した実戦模試が出版されています。

旺文社からは、模試2回分のタイプ別問題と、演習用の模試1回が掲載された実戦対策問題集が出版されています。

特に英語については、センター試験の過去問が使えないので、こうした実戦問題集を活用することが必要となります。

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