野球の映画を見るなら、この10作品

野球 趣味&健康

野球をテーマにした映画って、意外と少ないんですよね。
ですから、野球好きのアフィフにとっては、行きつく映画はほぼ同じかも。
ですから、野球の映画をこれまであまり見てこなかった人向けと思ってください。

フィールド・オブ・ドリームス

野球をテーマにした映画として、まっさきに頭に浮かぶのは、この『フィールド・オブ・ドリームス』です。
正直に言うと、1989年の公開時には、いま一つこの映画の良さが分かりませんでした。
掴みどころのない、ファンタジーみたいな感じで。
でも、自分自身が年を重ねてくると、やっと心に伝わってくるものがあることが分かるようになりました。
若かりし頃の思いを抱えながら、人は年を積み重ねてきているということを感じさせてくれます。

42~世界を変えた男

~

アメリカの歴史は、人種差別との戦いの歴史でもあります。
キング牧師もそうであり、このジャッキー・ロビンソン選手もそうです。
そして暴力ではなく、非暴力により人種差別と闘うことで、自分たちの居場所を作っていく。
現在では、中米やアジアからの選手も活躍するメジャーリーグの、初めの一歩がここにあります。

オールド・ルーキー

スポーツものは、なにかしらの苦難を乗り越えていくストーリーが王道ですが、そんな映画の一つです。
中年のおっさんが、一度はあきらめた夢に挑戦する姿を見ていると、アラフィフの自分にも何かできそうな気がしてきます。
It’s your turn!

マネーボール

この映画を知る前に、マイケル・ルイスの原作で『マネーボール』を知りました。
「ビッグデータ」というブームが到来したころです。
さまざまなデータを大量に解析することで、新たな知見を得られるということで、特にIT業界で話題になっていました。
ですので、野球の映画という認識はなくて、どちらかというとビジネスの映画という認識だったのです。
日本で言えば、野村監督のデータ野球が有名ですが、現在はコンピュータの力を借りて、さらに精緻に計算されています。
そんなIT時代を感じつつも、野球を支える「人」が主役の映画です。

人生の特等席

ダーティーハリーで有名なクリントイーストウッドも、近年はヒューマンな映画を作る監督としてのイメージが強くなっています。もちろん自分でも演じるわけですが。
そんなクリントイーストウッド監督の作品です。
野球というよりも、父娘の家族の物語を扱っています。
人間を感じさせる、良い映画です。

メジャーリーグ

この曲なくしては語れません。


映画を語るのに、言葉は不要です。
とにかく爽快な気分になりたければ、ぜひこの映画を。
絶対的クローザーやピンチヒッターが登場する場面で、球場全体が異様に盛り上がる。
そんな場面を、最近は久しく見ていない気がします。
そういうところが、球場に行って野球を見る面白さなのですが。

がんばれ!ベアーズ

スポーツは、勝ち負けという以前に、子どもが成長するための場であることを感じさせてくれる映画です。
最近の学生スポーツの状況というか、大学そのもののあり方に疑問が呈される世の中で、あらためて見直すべきなのかもしれません。

バッテリー

あさのあつこ原作の小説がオリジナルです。
中学受験では定番の作品だったので、息子が小学生の頃に親子して読んでいました。
あくまでも、爽やかな青洲映画なので安心して見ること(見せること)ができます。

ひゃくはち

高校の部活動での、泥臭いところが満載の映画です。
シニアリーグから活躍してきたような野球エリートが主役ではないので、甲子園での優勝を目指したサクセスストーリーなんて眼中にありません。
硬式球の縫い目の「ひゃくはち」が泥まみれの努力を示し、煩悩の「ひゃくはち」が高校球児のリアルな世界を示しているような。
大人の世界に少しだけ足を突っ込んでみたい煩悩の世界のほうが、きれいな部分だけを描く映画よりも、百倍こちらの心には届いてきます。(バッテリーと違って、子どもに見せるのは憚られますが)

KANO~1931 海の向こうの甲子園

出演者を見ると日本映画のようですが、台湾制作の映画です。
日本統治下の台湾の高校が、甲子園に出場する映画なのですが、日本にとって台湾は近くて遠いところだなと、いつも思います。
それは、日本人があまりにも台湾について知らなすぎるからなのかも。
日本のテレビニュースでも、台湾が取り上げられるのは、台湾の選挙の時ぐらいですからね。
文化的な面でもニュースは、ほとんど見たことがありません。
日本人が、台湾とはどういうところなのかをカンガエルための、きっかけになる作品だと思います。

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