どんな試験でも、敵を知ることから始まります。
どんな問題が出るのか。
どんなレベルの問題なのか。
どのような順番で出してくるのか。
一問のボリュームはどれくらいなのか。
実際の試験問題を見て、そこから対策が始まります。
TOEIC向けの勉強をする上でも、まったく同じです。
まずは、実際の試験問題を確認するところから始まります。
TOEICテストを開発しているETS(Educational Testing Service)が、本番のテストとまったく同じプロセスで作っている「公式問題集」です。まあ過去問と思って使えば良いと思います。
テスト2回分が収録されているますが、お値段は結構します。
ですから、まずは2017年12月に出版された「3」だけでよいと思います。
リスニング音声も本番と同じ公式スピーカーが担当しているので参考になります。
男性の声か女性の声か、素直な発音か少しクセのある発音か、抑揚が少ないか多いか、などによって、リスニングで聴き取りやすい、聴き取りにくいというのが分かれてきます。
実際の公式スピーカーなので、どういったスピーカーの場合に聴き取りにくいのか、どのような発音の部分を聞き落としているのか、といったことを確認できます。
TOEICの勉強をするのであれば、必ずこの一冊は用意しておいたほうが良いでしょう。