英語力とは?
高1まで、英語と数学の力をじっくりつけていくということが定石です。
前回書いたように、数学は基本的な理解が抜け落ちたまま高校数学に突入しそうになったため、中3から塾の力を借りることとなりました。
いっぽうで英語は、高1の前半まではほぼ学校の授業だけで過ごしていました。
センター試験から共通テストへの変化で、英語の4技能ということがハイライトされてきました。共通テストでの4技能へのシフトは、民間テストの不採用という形で道半ばとなりましたが、英語に対するスタンスが変わったことは確かだと思います。
共通テストでは、リーディングとリスニングの配点が同じになり、また分量もかなり増えていました。各予備校とも難易度としてはセンター試験並みという分析でしたが、リーディングでは総語数が約1,000語も増えているように、速く読み取って処理することに慣れていない受験生は、苦労したんではないかなと思います。
これからも英語の入試問題は変化していくんだろうと思います。
英検をうまく使う
大学入試でセンター試験か共通テストかということは置いておいて、昔から英語力を試す一つとして英検を受けることが普通だったと思います。
最近ではTEAPとかGTECとか、いろいろと出てきていますが、一番ポピュラーなのが英検であることは確かです。
我が家でも英検を受けることをペースメーカーにしていました。
英検4級は小学生のうちに合格していたので、英検3級からのスタートです。
中1で英検3級、中2で英検準2級、中3で英検2級、そして高1で英検準1級に合格しました。
この手の本で準備して、あとは英検のサイトからダウンロードした過去問を1回~2回分解いて試験に臨むというサイクルで年に一回受験していました。
英文を読んだり聴いたりする力は、まあまああったのだと思います。
「よく合格したね」とたずねると、「なんとなくでしか解答してないんだけど・・・」という答えが返ってきました。
このことが、後々、英語力というものをあらためて考えさせられることになろうとは・・・