入試改革が見えてきた ~京都大学編

大学受験

やっと発表

12月14日に京都大学が、2021年度入試について公表しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/admissions/events_news/office/kyoiku-suishin-gakusei-shien/nyushi-kikaku/news/2018/181214_3.html
ほぼ東大と足並みを揃えた感じですかね。
『大学入学共通テストの外国語において英語を受験した出願者には、CEFR (Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment) の尺度においてA2以上の英語の言語運用能力を有することを求めます。』
ということなので、A2レベルが出願要件ということです。

高3での民間試験は必須ではない?

『出願者が、独立行政法人大学入試センターによる「大学入試英語成績提供システム」を通じて英語にかかる民間の資格・検定試験(以下、「認定試験」という。)の成績を提出する場合は、その成績がCEFRの尺度においてA2以上に相当することをCEFRとの対照表(文部科学省 平成30年3月)によって確認します。この方法に代えて、出願者が、在学するまたは卒業した高等学校等の校長がCEFRの尺度においてA2以上の英語の言語運用能力が出願者に備わっていると認める書類を提出する場合は、その書類の記載内容によって確認します。』
という記載なので、読み方によっては、高校の校長が認めれば、民間試験の結果は必要ないとも読めます。
たとえば高1の段階で英検2級を取っていて、そのことを高校が書類として提出すれば、高3の段階であらためて民間試験を受ける必要なないのかも知れません。
たしかに、そのほうが合理的だと思います。

詳細が見えてくるのは、もう少し先かもしれませんが、先鋭的な方針にはならないようですね。

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