使って初めて分かる使いにくさ
マークシートの試験なんて、何年ぶりでしょうか。
もしかすると、ウン十年前に受けたTOEIC以来かもしれません。
仕事では、ボールペンばかりを使うので、鉛筆やシャープペンの類いは持っていません。
そこで、息子が使っているHBのシャープペンを借りました。
しかし、ここで判明したのは、
塗りにくい!
普段、字を書くのと、マークシートを塗りつぶすのでは、使い方がまったく違います。
前者は、シャープに美しい字を書く目的。
後者は、少ない往復で所定の範囲を黒くする目的。
通常のシャープペンでは、往復の回数が多くなってしまいます。
先が丸まった鉛筆のような太い芯であれば3往復で塗りつぶせるのに、通常のシャープペンでは6往復しないと塗りつぶせないような感覚です。
全部で200問あるのですから、2時間の間に600回余計に往復させなければいけません。
その分の時間と腕の労力のムダになっているわけです。
文房具ヲタクの血が騒ぐ
世の中には、そんな気持ちを汲み取った製品があるはず。
そして探したところ、すぐに見つかりました。
マークシート用のシャープペン
芯の太さは1.3㎜。通常のシャープペンの芯が0.5㎜ですから、3倍近い芯の太さです。
複数のメーカーから販売されています。
実際に使ってみると
その中の一つを購入して、実際に自宅で模試を解く際に使ってみました。
塗りやすい。
今までの塗り方を「ぐりぐりぐりぐり」と表現するならば、こちらの塗り方は「ぬーり」という感じです。
さっと塗りつぶすことができます。
そして鉛筆のように、削りたてで芯がとがるようなこともありません。
いずれ息子がマーク式の試験と格闘する際には、こちらのシャープペンを薦めようと思います。