やりたいこと002:毎年スキーに行く

趣味&健康

学生時代は、冬休み、入試休み、春休みと、何日も冬山でスキー三昧にあけくれていました。
スキー部にも、スキーサークルにも所属していませんでしたが、結構まじめにスキーに没頭していて、バイト代はほとんどスキーにかかる費用で消えていったのです。

しかし就職して仕事が忙しくなると、次第に足が遠のいていってしまいました。
週末にしかスキーに出かけられないので、スキー場の混雑に嫌気がさしました。リフト待ちに30分も一時間もかかるようでは、なにをしにスキー場に来ているのか分かりません。
さらに、一緒にスキーに行っていたメンバーも、それぞれが結婚して、家族第一の生活を送るようになると、そうそう学生時代の友達とスキーに出かけるわけにもいかなくなります。一人、また一人と減り、昔のようなスキーへの熱意もなくなってしまいました。
そこからぱたりと、私のスキー人生は休眠状態となったのです。

しかし私も結婚して、息子を授かってから、状況は大きく変わってきました。
息子が3歳になったころから、毎年スキー場に連れていくようになったのです。
奥さんはスキーというか、寒いところが苦手なので、温泉のあるスキー場がデフォルトでした。奥さんは宿で温泉に入りながらゆっくりと過ごし、ゲレンデに息子を連れていくのはもっぱら私の役目となったのです。
ここから、私のスキーに関する第二の人生が始まりました。
最初はソリ遊びから。
次にレンタルスキーを借り、トライスキーとコーチベルトをつけて練習。

子どもの上達は早いもので、2回目からはコーチベルトをつけるのを嫌がり、3回目からはトライスキーをつけるのも拒否されました。
そこからはひたすらに朝から日が暮れまで一緒に滑る、体育会系ノリの父子でした。

保育園から小学校4年ぐらいまではこうした冬シーズンを過ごしていましたが、中学受験の準備が本格化すると、スキー場に出かける余裕もなくなってしまいました。さらに中学に入ると息子は息子でスキー合宿に行くようになり、私の出番がなくなってしまったのです。
ここ数年は、息子はスキーに出かけるものの、私自身はすっかり足が遠のき、以前の休眠状態に戻ってしまったのです。
これでは、いかん!
年に一度はスキーに行く。
そう心に決めて、今年は実行に移すこととしました。

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